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皆さまこんばんわ
ファインライフ・カンパニーの井ノ口です。
宮古島市も少しですが涼しくなりました。コロナウイルスの第3波が発生しているようですが
早く世界的に落ち着いてくれればと願います。
さて、今回は、沖縄県内で広く木造住宅を建築させていただいています
ファインライフ・カンパニーですが、通常の木造の作り方では
毎年、非常に多くの強烈な台風には対応できない為に、いろいろな工夫を
検討し、実際に家造りに実践しています。
屋根においては、屋根の下地の骨組みのすべての木材に下の写真のような
とても長いビスを木造躯体としっかり繋げています。
タルキックⅡという「日本住宅・木材技術センター」に耐力確認試験をクリアした
商品を採用しています。
一般的には、水下の部分のみの取付で大丈夫ですが、ファインライフのレンガ積みの家は
家1軒に300~400本くらい打ち込んでいます。
強烈な台風で、屋根が持ち上げられて、吹き飛ぶことがありません!
つぎに、屋根の防水ですが、瓦葺きの下に防水シートとして改質アスファルトルーフィングを
屋根前面に貼ります。一般的なルーフィングとは違い、シートに粘着性があり、
一度、貼ってしまうと屋根下地とべったりと接着され剥すことが出来なくなります。
つぎに仕上げの屋根瓦ですが、防災瓦を採用しています。
防災瓦は、台風で瓦が飛ばされない様に、瓦同士を互いに引っ掛けて強くしているのですが
沖縄県は特に台風が多く、勢力も超強力のため、念には念を入れて
下の写真のように、瓦1枚に対して、ステンレスビスを2本打って固定しています!
大建工業様のダイライトMSという、構造耐力に優れた面材です。
地震や台風に負けない様に使用する商品ですが、西日本エリア、特に
沖縄県内はシロアリ被害の多い地域の為に、このダイライトMSは
白蟻に非常に強い商品になります。
大事な住宅も長持ちしなくなります。
次に、壁の防水シートです。
通常は、外壁を通り越してきた雨を防ぐために防水シートを貼ることが多いのですが
ファインライフの外壁下地シートは、キラキラしています!
なぜキラキラしているかというと、熱線(熱の伝達)を反射してくれる特殊なシートだからです。
防水性能は勿論、夏の強烈な日射熱も室内に届かない様にこの商品を採用しています。
れんがの外壁で日射を跳ね返し、じんわり伝達してくる熱は、このシートが反射してくれるので
エアコンの効率も、とても良い室内空間が実現します。
まだまだ、沖縄県にとって、快適な家づくりを実践していますので是非、気になる方は
お問い合わせください。
浦添市、石垣市、宮古島市の各拠点の見学会も開催していますので
ご来場いただき、体感してみてください。