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皆様こんにちは
ファインライフ・カンパニーの井ノ口です。
残暑がまだまだ厳しいですが、先日は埼玉県の草加市まで出張に行ってきました。
台風の影響で羽田空港行きのフライト時間がだいぶ遅れてしまいどうなることかと思われましたが
何とか無事にたどり着きました。
ファインライフ・カンパニーは「本煉瓦積みの家」をより多くの方々に建築して頂こうと
現在、準耐火仕様の認定を受けるために試験の準備を行っています。
以前は煉瓦の外壁を試験体に積んだのですが、今回は木造の壁内に断熱材を詰める工事をしてきました。
試験体は3m×3mの大きさです。かなり大きいですね!
この木のワクの中に断熱材が施工されます。
本煉瓦積みの家はセルローズファイバーという断熱材が標準仕様です。
このセルローズは「防火性」「調湿性」「防音性」に大変優れた断熱材です。
レンガの外壁と合わせると最高の組み合わせになります。
施工するとこんな形になります。
シートで袋状にした後に、ホースを使って壁の中に吹き込んでいきます。
パンパン詰まっているので効果はバッチリです。
この実験は、国の基準の試験ですので、とても細かく検査されました。
初めてのことなので、こんなに細かく指摘されるのかと、大変疲れました。
ひとつひとつ間違いないように書類や試験体を完成させていっています。
本試験まであと一歩です!
がんばります。
この試験が合格すると、街の中心部付近でも「本煉瓦積みの家」が建築可能になります。
中心部には、準防火地域というエリアが設定されていますので、木造住宅を建築するには多くの基準をクリアしないと
通常建築できないのですが、今回の実験で合格すると、外壁についての国の評価が付いてますので
建築しやすくなるということです。
また、経過報告させていただきます。